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Formulas for IPhO 日本語版: Section 6

Author:Anda Toshiki
Updated:3 months ago
Words:428
Reading:1 min

6: 幾何光学,測光

6.1: Fermat 原理

  1. Fermat の原理 : 点 AA から BB への波の経路は波の移動 時間が最も短いもの.

6.2: Snell 法則

  1. Snell の法則 :

sinα1/sinα2=n2/n1=v1/v2.\sin \alpha_1 / \sin \alpha_2=n_2 / n_1=v_1 / v_2 .

6.3: 屈折率

  1. 屈折率が連続的に変化するならば,媒質を屈折率が nn で一定のいくつかの仮想的な層に分けて Snell の 法則を適用する. 光線は屈折率一定の層に沿って進む こともでき,もし全反射の条件をわずかに満たせば, n=n/r(rn^{\prime}=n / r \quad(r は曲率半径 ))

6.4: 屈折率な座標

  1. 屈折率が z\mathrm{z} 座標にのみ依存するならば, 光子の運動量 px,pyp_x, p_y とエネルギーは保存される:

kx,ky= const., k/n= const. k_x, k_y=\text { const., }|\boldsymbol{k}| / n=\text { const. }

6.5:薄いレンズの式

  1. 薄いレンズの式(符号に注意する):

1/a+1/b=1/fD1 / a+1 / b=1 / f \equiv D

6.6: Newton の式

  1. Newton の式 : 物体側焦点から物体までの距離を x1x_1, 像側焦点から像までの距離を x2x_2 とすると, x1x2=f2x_1 x_2=f^2

6.7: 像の位置を求める視差法

  1. 像の位置を求める視差法 : 目の位置と垂直に動かした ときに,鉛筆の先が像に対してずれないような位置を 探す.

6.8: レンズを通る光線の経路の幾何学的な描き方

  1. レンズを通る光線の経路の幾何学的な描き方:a) レン ズの中心を通る光線は屈折しない。b) 光軸に平行な光 線は焦点を通る,c) 屈折後, 初めに平行だった光線どうしは焦点面(焦点を通り光軸に垂直な平面)上で集 まる.d) 平面の像は平面であり,この 2 つの平面はレ ンズの平面上で交わる.

6.9: 光束

  1. 光束 Φ\Phi [単位: lumen (lm)(\operatorname{lm})] は, 光のエネルギー を示し, 眼の感度に応じて重み付けされる. 光度 [candela (cd)]は(光源から出る)立体角あたりの 光束で, I=Φ/ΩI=\Phi / \Omega. 照度 [lux(lx)][\operatorname{lux}(\mathrm{lx})] は(面に入射する) 面積あたりの光束で, E=Φ/SE=\Phi / S.

6.10: Gauss 定理

  1. 光束についての Gauss の定理 : 光度 IiI_i の点光源を囲 む閉曲面を通って外に出る光束は, Φ=4πIi\Phi=4 \pi \sum I_i. 光 源が 1 つで距離が rr のとき E=I/r2E=I / r^2

6.11: 実験のヒント

  1. 実験のヒント:紙についた油污れが周囲の紙と同じ明 るさならば,その紙は両面から同じように照らされて いる.